バスケットボール選手、八村塁という存在。
日本人として初めてNBAのドラフト1巡目で指名され
世界最高峰の舞台で堂々と戦い続ける男。
彼の名前は、もはや日本国内だけでなく、世界中のバスケットボールファンに知られる存在となっている。
身体能力、スキル、そして強いメンタルを武器に、アメリカの地で実績を積み上げてきた彼の歩みは
多くの若者に夢と希望を与えています。
八村塁のこれまでの軌跡やプレースタイル
闘う身体はどのようにして作り上げられているのか
そして今後の彼はどう進化していくのか。
八村塁の筋トレ・トレーニンング方法①
バスケットボール

バスケットボールは、5人ずつの2チームが相手チームのゴールにボールを入れて得点を競う球技です。
コートの両端にある高さ約3mのゴールにボールを投げ入れ、得点を競います。
コートが小さく、攻守の入れ替わりが速い、それ故にスピード感とハイスコアな展開が魅力。
接触プレーが多く、怪我の発生率が高いので強靭な体格と力が必要とされ体の大きな者に有利とされるスポーツ。
バスケットボールのルール

- 1チーム5人構成
- 試合中の交代人数や回数は制限されない。
- 1クォーター(Q)10分を4回行う。
- 1Qと2Q、3Qと4Qの間には2分間の休憩、2Qと3Qとの間には15~20分間の休憩(ハーフタイム)
同点だった場合、5分間の延長戦が行われる。勝敗が決まるまで繰り返されます。 - 以下の場合は毎回時計が止まります。
●コートの外にボールが出た場合
●ファウルがあった場合
●フリースロー
●監督が選手に指示を出す時間「タイムアウト」
バスケットボールの歴史やルールの詳細はこちらから!
→バスケットボール界の新星 河村勇輝の筋トレ・ワールド級トレーニング方法
ブラックサムライ 八村塁
八村 塁(はちむら るい 1998年2月8日 )

有名な漫画から出てきたような人ですね。
愛と敬意を込めて。 ゴリ。

こんなにかっこいい人間が存在するのか。
彼の活躍に大きく期待します。
八村塁のフィジカル的特徴
身長・体重・体格
- 身長:203cm(約6フィート8インチ)
- 体重:約104kg(約230ポンド)
- ポジションは主にパワーフォワードですが
スモールフォワードとしても対応可能な柔軟性を持っています。 - ウイングスパン(腕の長さ)も長く、ディフェンスやリバウンドでもアドバンテージがあります。
筋力とバランス
- 上半身・下半身ともに非常にバランスよく鍛えられており
フィジカルコンタクトに強いのが特徴です。 - NBAの屈強なビッグマン相手にも当たり負けしないパワーを持っています。
爆発力とジャンプ力
- 速攻時の走力やゴール下でのジャンプ力も優れており、ダンクやブロックも得意。
- いわゆる「瞬発系」の動きが得意で、一歩目のスピードや切り返しの鋭さも評価されています。
スタミナと持久力
- NBAは1試合約48分という長丁場で、しかも過密なスケジュールで行われますが
八村はコンディショニング能力も高く、長時間の出場にも対応できています。

八村塁選手は、外国人選手に負けないフィジカルが凄い
リバウンドやディフェンス
さらには接触プレーにおいても大きな武器となっています。
八村塁は身体的に完全に世界基準。
八村塁のプレースタイルは?
ミドルレンジが得意なスコアラー
- 八村は**ミドルレンジシュート(特にフリースローライン周辺)**が非常に安定しています。
- フェイダウェイジャンパーやターンアラウンドシュートなど
一対一の状況で自分のリズムで得点できる能力があります。 - シュートフォームが美しく、リリースも速いため、ディフェンスが届きにくい。
ポストプレーも可能
- フィジカルの強さを活かして、ゴール下でのポストアップからの得点も得意です。
- 特に体格で優位に立てる相手に対しては、パワーで押し込んで得点を重ねます。
トランジション(速攻)にも強い
- スピードと走力を活かして、速攻の先頭を走るプレーでも存在感を発揮。
- 大きな体で走れるため、ディフェンスからオフェンスへの切り替えがスムーズ
速攻時のフィニッシャーとして優秀。
3ポイントシュートも向上中
- NBA入り当初は3ポイントの精度に課題がありましたが、年々改善されており
コーナースリーやキャッチ&シュートの精度が上がってきています。 - チームにスペーシング(コートを広く使う)をもたらす存在へと進化中。
ディフェンスも堅実
- 対人守備に優れており、2番〜4番(シューティングガード〜パワーフォワード)
まで守れる器用さがあります。 - 体格・スピード・読みの良さを活かして、1on1の守備やヘルプディフェンスも丁寧です。

力強いドライブ、正確なミドルレンジシュート
そして3ポイントシュートを強みとしています。
特にペイントエリア内での得点力が高く
リバウンドにも積極的に参加するのが特徴です。
八村塁の年収はいくら?
八村塁選手の2024-2025シーズンの年俸は、**1,700万ドル(約24億8,200万円)**
これは、2023年7月にロサンゼルス・レイカーズと結んだ
3年総額5,100万ドル(約74億円)の契約に基づくもので全額が保証されています。
この契約により、八村選手はレイカーズの中で
レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスに次ぐ3番目の高年俸選手となっています。
また、NBA全体では101位の年俸であり、フォワードの中では40位に位置しています。
このような高額契約は、彼のプレーがチームにとって重要な戦力であることを示しています。
さらに、八村選手は2025-2026シーズンには
**1,825万9,259ドル(約26億6,000万円)**の年俸を受け取る予定であり
今後も彼の活躍が期待されています。

個人で契約している企業からのスポンサー料やCM出演料などを加えると
年間収入は約25億円以上になると推定されます。
この金額は、日本人アスリートの中でもトップクラス。
八村塁のスポンサー
八村塁選手は、NBAでの活躍に加え、数多くの企業とスポンサー契約を結んでおり
その影響力は国内外で非常に高い評価を受けています。
八村塁の主なスポンサー企業一覧
- ジョーダンブランド(Nike):NBA選手としては異例のジョーダンブランドとの契約を締結し
シグネチャーシューズも展開しています。 - 日清食品ホールディングス:2019年にグローバルスポンサー契約を結び
CMや広告に多数出演しています。 - ソフトバンク:5Gのイメージキャラクターとして起用され、白戸家シリーズのCMにも登場しました。
- 三井住友銀行(SMBC):東京2020オリンピックのゴールドパートナーとしての関係から
個人契約を結んでいます。 - 2K Sports(NBA 2K):バスケットボールゲーム
「NBA 2K」シリーズのアンバサダーとして活動しています。 - NEC:テクノロジー分野でのコラボレーションを展開しています。
- G-SHOCK(カシオ計算機):グローバルパートナーシップ契約を締結し
シグネチャーモデルの制作も予定されています。 - GOAT:スニーカーのマーケットプレイスであるGOATとも契約しています。
- 大正製薬:健康関連商品のプロモーションに携わっています。
- アサヒ飲料:飲料製品の広告に出演しています。
- 株式会社マキタ:電動工具メーカーとして、ブランドアンバサダーを務めています。
これらの企業との契約により、八村選手のスポンサー収入は年間約11億円(約1,000万ドル)
に達すると報じられています 。

八村塁選手は、NBAでの実績だけでなく
その人柄や影響力から多くの企業にとって魅力的な存在となっています
今後も彼の活躍とともに
スポンサー企業とのコラボレーションがさらに広がっていくことが期待されます。
八村塁の家族
八村塁選手は、富山県富山市出身の6人家族で、両親と弟、妹2人の4人兄妹の長男です。
父:ザカリ・ジャビルさん
西アフリカのベナン共和国出身で、若い頃に日本へ移住。
カイロ大学に奨学金で留学した経歴を持ち、7か国語を話す語学堪能な方です。
外交関係の職業に就いていたとの憶測もあります。
バスケットボール経験者であり、塁選手がバスケを始めるきっかけとなりました。
母:麻紀子(まきこ)さん
富山県出身の日本人で、外国語活動講師として小学校で英語やフランス語を教えていました。
ニュージーランドへの留学経験があり、語学が堪能です。
家庭では教育熱心で、塁選手の食生活を支え
特に「豚のしょうが焼き」は彼の好物として知られています。
弟:八村阿蓮(はちむら あれん)さん
1999年12月21日生まれで、塁選手の1歳年下。
身長は198cmで、バスケットボール選手として活躍。
東海大学を経て、現在はBリーグの宇都宮ブレックスに所属しています。
妹:八村安美菜(はちむら あみな)さん
2001年生まれで、身長174cm。
高校時代に全国大会に出場するなど、バスケットボールで活躍。
現在はスポーツ関連の分野で学びや活動を続けています。
妹:八村まり(はちむら まり)さん
八村家の末っ子で、詳細な情報は少ないものの、家族の中では明るく
兄たちや姉と共に楽しい時間を過ごす姿がたびたび語られています。
幼少期と家族の絆
八村塁選手は、小学生の頃から家族と3LDKの県営住宅で暮らしており
富山市立奥田中学校に通っていました。
中学時代に両親が離婚しましたが、家族の絆は強く
NBAドラフト会議には家族全員で出席するなど、現在も良好な関係を保っています。
このような家族の支えが、八村塁選手の成長と成功の大きな原動力となっています。
八村塁の学歴
富山市立奥田小学校(富山県)
- 小学校時代は野球を中心に、陸上や空手、サッカーなど多くのスポーツに親しんでいました。
富山市立奥田中学校(富山県)
- 当初は野球部に所属していましたが、チームメイトの勧めでバスケットボール部に転向。
- 中学3年生の時には全国中学校バスケットボール大会で準優勝し、個人でも大会ベスト5に選出されました。
明成高等学校(宮城県)
- バスケットボールの強豪校である明成高校に進学。
- 1年生からレギュラーとして活躍し、ウインターカップで3連覇を達成。
- 高校3年生時には高校生で唯一、日本代表候補に選出されました。
ゴンザガ大学(アメリカ・ワシントン州)
- 英語の壁に苦労しながらも、大学1年生でNCAAトーナメントに日本人として初出場。
- 3年生時には「ジュリアス・アービング賞」を受賞し
2019年のNBAドラフトでワシントン・ウィザーズから1巡目9位で指名されました。

八村選手の学歴は
彼のバスケットボール選手としての成長と密接に結びついており
各段階での経験が現在の活躍に繋がっています。
八村塁のアイデンティティ
黒人ハーフであることから、幼少期には差別を感じ、”かなりきつい経験”もあったという。
しかし、スポーツが全般的にできたことから周囲に認められるようになり
「自分が自分であることはとても素晴らしいこと」と考えるに至った。
渡米後は逆に日本人として扱われ、困惑した。
そのような経験から、自分のアイデンティティ「ブラッカニーズ(ブラック+ジャパニーズ)」と称する。ハーフとして辛い経験もしてきたことから、同じ境遇の子ども達へ使命感を持っており
「彼のようになりたいんだ、と言われるような男になりたい」と語ったという。
同じく黒人ハーフであり人種問題に取り組むテニス選手の大坂なおみと親交がある。現在では自らを誇りに思っているが、同じ日本人からの差別は未だ続き、弟・阿蓮がSNSで送られてくる誹謗中傷メッセージを公開した際には、「こんなの、毎日のようにくるよ」と返信した。
2024年に開催されたパリオリンピックでは日本唯一のNBAプレーヤーとして日本代表に選出。
グループリーグ初戦のFIBAランキング3位ドイツとの試合ではチームは77-97で敗北したものの
チームトップ20得点、10リバウンドを記録。
2戦目FIBAランキング9位のフランス戦では24得点
FGも60%超でチームを牽引していたが2つのアンスポーツマンライクファールで退場
(そのうち1つは判定が不可解であるとされている)。
チームは延長の末90-94で敗北した。
グループリーグ最終戦のブラジル戦はふくらはぎの違和感で出場しなかった。同年11月13日、グリズリーズ戦後に行われた記者会見で記者に日本代表について問われ
「JBA(日本バスケットボール協会)の活動が金目的に偏っている
プレーヤーファーストの精神がない。
そういう代表ではプレーしたくないし、そういう団体とやりたくない」
「(ホーバスコーチの)練習のやり方、ミーティングは世界レベルではないと思う」 と発言。
日本国内を中心に大きな賛否を巻き起こした。
これに対しJBAはホーバス監督のもとで2028年のロサンゼルス五輪を目指す方針に変更はないと発表があったのみで現在まで問題解決の糸口は見えないままとなっている。

困難を切り開く心の強さを感じます。
彼の芯の強さを感じさせる発言や行動は
日本だけでなく世界を変えていく。
八村塁の筋トレ・トレーニンング方法②
バスケに必要な筋トレ(下半身・フォアードVer)


バスケットボールにおけるフォワード
(SF=スモールフォワード/PF=パワーフォワード)の選手が必要とする筋力トレーニングは
パワー、スピード、柔軟性、ジャンプ力、コンタクト耐性などを強化することが目的です。
下半身(ジャンプ力・移動力・安定感)
バーベルスクワット

1. 足を肩幅程度に開く
2. バーベルを背中に担ぎ、手のひらを前にした状態で持つ
3. 膝がつま先より前に出ないように、ゆっくりと膝を曲げる
4. 膝が90度ほどになったらゆっくりと膝を伸ばす
※膝・股関節の爆発力と安定性強化
※大腿四頭筋(太もも)ハムストリングス(裏もも) 大臀筋(お尻)に効果的。
※重量器具を使用する場合は怪我のリスクを考えること、初心者は体重の20%〜40%の重量が扱う目安。
デッドリフト

- 両足を肩幅程度に広げる
- 肩幅程度に腕を広げつつ、手のひらを下にしてバーベルを握る
- バーベルを身体に沿わせながら持ち上げて姿勢をまっすぐにする
- バーベルをすねの位置までゆっくりと下ろす
※股関節まわりのパワー強化(リバウンドやコンタクト時に有利)
※体幹を鍛えることでコアの安定性を高めるため、姿勢の改善につながる。
※瞬発力やバランス感覚が求められるスポーツのパフォーマンス向上につながる。
※正しく行わなければケガのリスクがある、特に初心者は低重量低回数で行うこと。
ボックスジャンプ

- 30〜60cmのボックスや段差へ飛び上がる運動。
- 1度沈み込みそこから素早く飛び上がります。
- その切り替えのスピードがトレーニング効果を出すために大事です。
- しっかり腕も振って全身で動くことを意識してください。
- 10回3セットから。
※垂直跳び・瞬発力の強化
カーフレイズ

- 腰幅程度に足を開いて立ちます。
- かかとを地面から浮かせ、つま先立ちになります。
- 上げられるところまで上げたら、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
- この動作を繰り返します。
※ジャンプの踏切、クイックネスの強化
バスケに必要な筋トレ(上半身・フォアードVer)


上半身(フィジカル勝負・シュート安定)
プッシュアップ

- 肩幅の真下に手を置く
- 体幹をまっすぐにし、腹筋を意識する
- 肘を曲げて胸を床につけ、体を持ち上げる
- 肘関節を曲げて体を地面に付かない程度まで下げる
※背中・肩・腕の総合的な強化、正しい姿勢で丁寧に行うことで同時に体幹も鍛えれる。
ベンチプレス

- フラット(平らな)ベンチに仰向けになる
- 仰向けに寝転がったら、背中がアーチになるように少し反るようにする ※肩甲骨を寄せる意識
- バーベルを持つ位置は下ろした時にひじが90度で床と平行になる位置
- バーベルをラックから持ち上げてセットする
- ゆっくりとバーベルを胸に下ろしていく
- 胸まで下ろしたら、バーベルを持ち上げる
※胸・腕の押し出す力(ポストプレー、リバウンド争い)
ミリタリープレス

1.バーベル(orダンベル)を両手で持つ。
※持ち手の幅は肩幅程度 バーベルが肩の高さになるように持つ
2.肩の高さからバーベルをゆっくり上にあげる。
※上半身が反らないようにする 猫背にないよう
※シュート時の腕の安定・肩の強化。
プルアップ(懸垂)

- 肩幅より少し広めに両手を開いてバーを握る
- 身体をゆっくりと持ち上げる
- アゴがバーの上にきたら胸を反らした姿勢をキープする
- 身体をゆっくりとおろす
※背中・肩・腕の総合的な強化。
バスケに必要な筋トレ(体幹・フォアードVer)

体幹(姿勢・バランス・ボディコントロール)
プランク

- 前腕部と肘を床につけ、うつ伏せになります。前腕部は平行にし、手は軽く握ります。
足は腰幅程度に開き、床につけましょう。 - 膝をまっすぐ伸ばしたまま腰を浮かせます。前腕部とつま先で体を支えます。
- 体を一直線にし、姿勢をキープします。
※基礎的な腹筋・背筋の安定性。
レッグレイズ

1. 仰向けに横になり、両手を床につける
2. 床に腰をつけた状態で両足を浮かせる
3. 膝を伸ばしたまま両足を持ち上げていく
4. 床につかないくらいまで両足をゆっくり下ろしていく
1~4までを1日10~20回3セット程度を目安に。
メディシンボールツイスト

- 床に座り、胸の前でメディシンボールを持つ
- 膝を90度に曲げ、上体をやや後傾させる
- 腹筋に力を入れた体勢のまま上体をリズムよくひねる
※腕だけでなく上体をしっかりひねる。
※瞬発力アップにも効果が期待できる。
アスリートの体を作る食トレ

アスリートは当然トレーニングを頑張ることが必要です。
それと同じくらい「栄養摂取」が重要な意味を持ちます。
ヒトの身体はヒトが食べたものでできています。
主に高いスピードやパワー発揮が必要な陸上競技選手が、パフォーマンスを高める上で必ず押さえておきたい栄養摂取のポイントを紹介していきます。
炭水化物
三大栄養素の一つである「炭水化物」は、大きく分けて「糖質」と「食物繊維」に分けられます。
糖質は激しい運動を行う上で必須のエネルギー源。
糖質は、体内で「グリコーゲン」という物質に変化し、筋肉や肝臓に蓄えられるる。
ヒトの身体では、おおよそ筋肉に1500kcal分、肝臓に500kcal分のグリコーゲンを貯蔵することができるようになっていると研究結果があります(もちろん個体差有り)トレーニングされたアスリートは、このグリコーゲンの貯蔵量が一般人よりも多いと言われています。
また、このグリコーゲンは体内に大容量を貯蔵できない、しかも貯蔵量が減るだけで筋力やパワー、持久性が落ちてしまいます。
なので、試合で高いパフォーマンスを発揮するためにも、より良いトレーニングを行いトレーニング効果を高めるためにも、グリコーゲンの貯蔵量を増やし、維持することが必要。
そのためには糖質の摂取が重要になってきます。
グリコーゲンを不足させない!運動量に見合った糖質摂取が重要!
スプリントトレーニングを行う選手は、体重1㎏あたり最低6g以上の確保は必須。
体重60㎏の人であれば、糖質だけで1500kcal前後の摂取が好ましい。
ごはん100g(小盛り1杯)156kcal、糖質35.6gです。
ごはん150g(中盛り1杯)234kcal、糖質53.4g。
ごはん250g(大盛り1杯)390kcal、糖質89.0gです。 ※(小盛り、中盛り、大盛りの量は目安の量)
ごはん1合は、生のお米で150gで、炊くと約330gになります。この場合のカロリーは515kcal、糖質117.5gです。

朝、昼、夜で1合ずつごはんを食べれば1500kcal以上の摂取になる。
食の細い人には信じれないごはん粒の量ですね笑
アスリートの食生活がどれほど大変で重要か痛感します。
※ スプリントトレーニングとは、短時間に全速力で走ることで、筋肉の反応速度や力強さを鍛えるトレーニングです。
陸上競技の短距離種目や、サッカー、野球などのスポーツで効果的に行われます。
タンパク質
タンパク質は筋肉だけでなく、腱や骨、血液などの身体のほぼ全ての組織を作る材料と言っても過言ではありません。 身体を強くし、身体能力の性能を高める上でタンパク質は欠かせない栄養素です。
このタンパク質は、1日体重1kgあたり2g以上は摂るようにしましょう。
運動パフォーマンスを効果的に高めるだけではなく、怪我を防いだり、トレーニングからのリカバリーを促すことにもつながります。
トレーニング後はタンパク質の合成が高まりやすくなっており、プロテインを摂取することで、より筋肉をつきやすくでき、相乗効果を狙えます。 (※諸説有り)
しかし、最も重要なのは1日全体のタンパク質の総摂取量です。
いくらトレーニング直後にプロテインを飲んでいるからといって、全体量が疎かになっていると、肉体能力の向上は見込めません。
※赤身の牛肉100gにおおよそ20gのタンパク質が含まれていると言われています
詳しくはこちらから アミノ酸の種類と働き。 最も必要な栄養素プロテイン。
脂質
脂質は余分な脂肪の増加につながるので、出来るだけ摂取しないようにした方が良いという考えが多いです。
しかし、脂質の摂取を減らしすぎるとパフォーマンス低下に繋がってしまうこともあります。
脂質は、筋肉の増加に関わる「テストステロン」というホルモンの分泌量に関わっています。
このホルモンのレベルを維持するためにも、ある程度の脂質の摂取は必須。
総摂取カロリーの20%は脂質を摂取することが望ましいと言われています。
体重1kgあたり1gが好ましいです、体重60kgの人で60gです。
※肉類、魚介類、卵類、乳製品、油、ナッツ類、穀類、これらに多く脂質が含まれている。
鯖の切り身100gあたりのカロリーは211kcaです。 たんぱく質は20.6g、脂質は16.8g、炭水化物は0.3g含まれています。
ただ、脂質は1gあたり9kcalのエネルギーを持ち、摂りすぎると体脂肪の増加に繋がります。
普段の摂取量をきちんと把握しコントロールするのが重要です。

筋肉量増加、パワーを高めることが優先であれば
消費カロリーよりも摂取カロリーを増やすことが必要。
身体の組織の合成が促されるとともに、トレーニングからの回復も早くなります。
計算された食事は、筋力とパワーを効果的に高めることに繋がります。
八村塁の食事哲学
八村塁選手の食事に関する具体的な情報は限られていますが
NBA選手としての高いパフォーマンスを維持するために
栄養バランスの取れた食事を心掛けていると考えられます。
専属シェフによる特別メニュー
アメリカでの生活が長い八村選手は、食事に関して特別な要求があり
専属シェフが彼のために特別メニュー「八村弁当」を用意していたことが報じられています。
家族との食事エピソード
八村選手は家族やスタッフと共に頻繁にステーキ店を訪れ
Tボーンステーキやサーロインなどを楽しんだと報じられています。
意識的にも本能的にも高タンパク質の摂取をしている。
食事とパフォーマンスの関係
NBA選手にとって、食事はパフォーマンスを左右する重要な要素です。
八村選手も、栄養バランスの取れた食事を通じて
コンディションの維持やパフォーマンスの向上を図っていると考えられます。

今後、八村選手の食事に関する詳細な情報が公開されることがあれば
より具体的な内容をお伝えしたいと思います。
彼は考え抜かれた食事哲学を持っていると想像しています。
アスリートの体を作る睡眠

リラックスし、緊張した筋肉を緩め、ダメージが蓄積した筋肉細胞を癒し
修復し、更に強く超回復させる事
これを繰り返し積み重ねることで健康的でしなやかな筋肉が手に入ります。
筋肉を大きくするには適切な負荷と、必要な栄養、そして質の良い睡眠が不可欠です。
睡眠中に分泌される成長ホルモンや男性ホルモンの一種テストステロンなどの働きで筋肉の修復
形成が行われます。
また、脳の情報整理や記憶の強化が行われ、学習能力が向上します。
そして健康の維持に最適し、うつ病や不安障害のメンタルリスクを軽減する。
しっかりとした睡眠時間の確保と質の良い眠りが筋肉成長、頭脳発達、精神の安定に繋がります。

筋肉はトレーニングの最中に成長し大きくなるのではありませんね(笑)
睡眠不足の悪影響
睡眠不足は筋肉や頭脳、心の育成だけではなく、様々な場面で悪影響を及ぼします。
睡眠リズムが乱れると、睡眠に関係するホルモン(メラトニン)が著しく減少します
眠りが極端に浅くなり、体温調節、ホルモン分泌が乱れ、身体の疲労回復が困難になります。
さらに睡眠中に行われる、溜まった脳の情報整理も滞り、ストレスが増加します
これらは日中の耐え難い倦怠感に繋がります。
睡眠不足は本人だけでなく、周りの人に悪影響を与えることは科学的に証明されています
不機嫌なイライラした人には近寄りたくないと思うのは当たり前のことです
これがビジネスの現場ならチームの連携や協力に支障が出ます、信頼関係の崩壊になりかねません。
質の良い睡眠の正解とは?
不眠大国日本と言われるほど、子供から大人までしっかり眠れていないのが現状です
日本の都会の夜は明る過ぎるとか、寝る前のスマホ、ストレス、食生活、騒音、寝具、環境など
原因を上げればキリがありません。
正しい睡眠時間も、年齢によって変わります、季節によってもかなり左右され
もっと言えばその週、その日でも、疲れ具合によって変化すると思います。
人によってはショートスリーパーなどと呼ばれる人もいるほど
効果的な睡眠時間は人それぞれと言えます。
何が正解かは日々の睡眠の結果を見るしかないと考えます
世の中に溢れる、睡眠に良いとされる情報を探し、検証するのが正解だと感じます。
※睡眠に役立つ情報 より良く生きるための基礎=睡眠
八村塁の睡眠
八村塁選手の睡眠に関する具体的な情報は公表されていませんが
NBA選手としてのパフォーマンスを維持するために、質の高い睡眠を重視していると考えられます。
NBA選手における睡眠の重要性
NBA選手は過密な試合スケジュールや長距離移動、時差の影響を受けるため
睡眠の質と量がパフォーマンスに直結します。
そのため、多くの選手が以下のようなナイトルーティンを取り入れています。
- 就寝前のリラックス:スマートフォンやテレビなどのブルーライトを避け、読書や瞑想などで心身を落ち着かせる。
- 一定の睡眠スケジュール:毎日同じ時間に就寝・起床することで、体内時計を整える。
- 快適な睡眠環境の整備:暗く静かな部屋、適切な温度と湿度、快適な寝具を使用する。
- 食事と運動のタイミング:就寝前の重い食事や激しい運動を避け、睡眠の質を向上させる。
これらの習慣は、睡眠の質を高め、翌日のパフォーマンスを最適化するために重要です。
八村選手の可能性ある睡眠習慣
八村選手は、NBAでの活躍や国際的な試合に対応するため
自己管理を徹底していることで知られています。
そのため、前述のようなナイトルーティンを取り入れ、質の高い睡眠を確保している可能性が高いです。
また、チームのトレーナーや専門家と連携し
睡眠データのモニタリングや改善策を講じていることも考えられます。
八村塁選手の具体的な睡眠習慣についての情報は公開されていませんが
NBA選手としての高いパフォーマンスを支えるために
質の高い睡眠とそれを支えるナイトルーティンを重視していると推測されます。
今後、彼自身のインタビューやメディアでの発言から
より詳細な情報が明らかになることが期待されます。
八村塁の筋トレ・トレーニング・活躍の秘訣まとめ

八村塁選手の活躍の秘訣は、身体能力や技術だけでなく
環境・努力・精神力が絶妙にかみ合った結果だと感じます。
① 圧倒的なフィジカル
- 身長203cm・体重107kgという恵まれた体格に加え、ウィングスパン(腕の長さ)もNBA基準で優れている。
- スピード・パワー・柔軟性のバランスが良く、フォワードとして万能な身体能力を持つ。
② 国際経験による順応力
- 高校時代から世界大会や合宿に参加し、早くから世界基準のプレーに慣れた。
- ゴンザガ大学では英語・文化・バスケのスタイルに適応し、NBAでもその経験が生きている。
③ 多彩なオフェンススキル
- ミドルレンジからのジャンプショットが得意。
- 体格を活かしたポストプレーもこなせる。
- ドライブ・カット・トランジションでも得点できるため、攻撃の選択肢が広い。
④ 知的で冷静なプレー判断
- 感情を大きく出さず、試合中も冷静。
- ボールの扱い方やポジショニングが非常にクレバーで、無駄が少ないプレーが持ち味。
⑤ ハードワークとストイックな姿勢
- 渡米当初は英語も話せず苦労したが、語学も努力で克服。
- 練習量と自己管理が徹底しており、プロ意識が非常に高い。
⑥ 家族と文化的ルーツの支え
- 教育熱心な母、アスリート一家としての兄妹の存在がメンタルを支える。
- 日本とベナンのハーフとして、多様な文化を理解し受け入れる柔軟性がある。
⑦ 逆境でも前を向く精神力
- NBAでもケガや起用法に苦しんだ時期があるが、腐らず復調。
- 自分の役割を理解し、適応する力が極めて高い。
八村塁の強さは「才能 × 努力 × 知性 × 多様性」
── 肉体も精神も“プロフェッショナル”であることが、世界で輝く理由です。
日本のバスケットボール界への思い。
次世代への思い。
八村塁選手の活躍は勿論ですが、彼の考えや行動をリスペクトしています。
人間の芯を感じさせる彼の個性に、古き良き日本の魂を感じます。
これからの活躍を心から応援します。
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