2022年、プロ野球界を席巻した若き主砲・村上宗隆。
日本人初となるシーズン56本塁打という大記録を打ち立て、その名を歴史に刻みました。
しかし、ただの“天才”で終わらないのが村上選手の真の凄さ。
その裏には、想像を超える努力、科学的トレーニング、徹底した自己管理があります。
本記事では、村上宗隆の圧倒的な打撃力を支える「活躍の秘訣」に迫ります。
村上宗隆の筋トレ・トレーニング方法①
野球

野球は、9人ずつの2チームが攻撃と守備を交互に行い、得点を競うスポーツです。
攻撃側はピッチャーが投げるボールをバットで打ち、塁を回ってホームに戻ることで得点を獲得します。
守備側は打球をキャッチし、ランナーをアウトにすることで攻撃を阻止します。
9回までの攻防で得点が多いチームが勝利するのが基本ルールです。
野球の歴史についての記事→ 野球界の至宝 大谷翔平の筋トレ・トレーニング方法 規格外スーパー筋トレ
村上宗隆
村上 宗隆(むらかみ むねたか 2000年2月2日 )
熊本県熊本市東区出身 右投左打 東京ヤクルトスワローズ所属
身長:188cm 体重:97kg
握力:右手72kg、左手71kg(プロ野球選手の中でもトップクラスの数値を記録)
村上宗隆の凄さ
村上宗隆選手の「凄さ」は、単なる打撃力だけにとどまりません。
彼は「記録」「才能」「努力」「メンタル」「進化」のすべてを兼ね備えた
現代野球を代表するスラッガー。
圧倒的な打撃力とホームラン数
- 2022年にシーズン56本塁打を記録
日本人最多本塁打記録を更新。
21歳という若さでこの記録は“怪物”級。 - 三冠王の達成(2022年)
打率・本塁打・打点の3部門を制覇。
プロ野球史上最年少での三冠王達成。
恵まれたフィジカルと努力の融合
- 身長188cm・体重97kgのパワー体型。
- 高校時代からウエイトトレーニングに励み、ベンチプレス110kg超を記録。
- オフシーズンも欠かさず体づくりに励み、下半身の強化にも余念がない。
メンタルの強さと研究熱心さ
- 大舞台でも物怖じせず、チームを鼓舞するリーダー気質。
- 試合映像の見返しや、投手ごとの配球分析を欠かさない“研究型打者”。
年齢に対しての実績が異常
- 21歳で本塁打王、22歳で三冠王。
- 通算成績もすでに球史に名を刻むレベル。
国際舞台での活躍
- WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも逆転サヨナラ打を放つなど
日本代表の主軸として世界でも結果を残している。
村上宗隆選手の凄さは、「天性のパワー」×「見えない努力」×「勝負強さ」
すべてを高次元で融合させていることにあります。
彼はすでに“現役のレジェンド”と呼ぶにふさわしい存在です。
村上宗隆の球歴

少年・学生時代
- 小学校時代:託麻南小学校在学中に「託麻南小野球クラブ」で野球を始めました。
- 中学校時代:長嶺中学校では「熊本東シニア」に所属し、硬式野球での経験を積みました。
- 高校時代(九州学院高等学校):1年生の春から「四番・一塁手」としてレギュラーを獲得し
同年夏の甲子園出場に貢献しました。
3年生の夏には、熊本県大会決勝で秀岳館高等学校に惜敗し
甲子園出場はなりませんでした。プロ入り後の経歴
- 2017年:プロ野球ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから1位指名を受け入団。
- 2018年:プロ1年目は主に二軍での出場となりましたが
将来を期待される存在として注目。- 2019年:2年目にして全143試合に出場し
セ・リーグ3位の36本塁打を記録。新人王に選出。- 2020年:打率.307、28本塁打、86打点を記録し
出塁率.427で最高出塁率のタイトルを獲得。ベストナインにも選出。- 2021年:東京オリンピックの日本代表「侍ジャパン」に選出金メダル獲得に貢献。
同年9月19日には、21歳7か月で通算100本塁打を達成し、史上最年少記録を更新。- 2022年:打率.318、56本塁打、134打点で三冠王を達成。
5打席連続本塁打のプロ野球記録も樹立。- 2023年:WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場し
準決勝のメキシコ戦で劇的なサヨナラ打を放つ。
シーズンでは3年連続30本塁打を達成しましたが、168三振と課題も残る。- 2024年:本塁打と打点の2冠を獲得し、再びリーグを代表する打者として活躍。

村上選手は、若くして数々の記録を打ち立て
球界を代表するスラッガーとして活躍しています。
今後の更なる飛躍が期待されます。
村上宗隆の年俸
村上宗隆選手(東京ヤクルトスワローズ)の2025年シーズンの年俸は
推定6億円となっています。
これは日本人野手としては最高額、プロ野球界でもトップクラスの水準。
年俸推移(2018年〜2025年)
年度 | 年齢 | 年俸(推定) |
---|---|---|
2018 | 18歳 | 720万円 |
2019 | 19歳 | 800万円 |
2020 | 20歳 | 4,500万円 |
2021 | 21歳 | 1億円 |
2022 | 22歳 | 2億2,000万円 |
2023 | 23歳 | 6億円 |
2024 | 24歳 | 6億円 |
2025 | 25歳 | 6億円 |

村上選手は、プロ入りからわずか数年で年俸1億円を突破し
2023年には6億円に到達。
これは野手としての昇給スピードとしては史上最速級であり
彼の圧倒的な成績と存在感が反映された結果。
- 通算年俸:約21億8,020万円
- 平均年俸(8年間):約2億7,252万円
2025年シーズンは、3年契約の最終年であり
村上選手自身も「日本でやる最後のシーズンになると思う」と発言しており
メジャーリーグへの挑戦が現実味を帯びています。
今後の動向にも注目が集まっている。
村上宗隆の学歴
熊本市立託麻南小学校
小学4年生の頃から広角にホームランを打ち分ける技術が芽生えていたとされています。
熊本市立長嶺中学校
中学校に進学後はシニアリーグの熊本東リトルシニアに所属し、硬式野球を始める。
このチームではキャプテンを務め、練習で使用していたグラウンドの右翼が約80mと狭かったため
隣の民家や小屋にボールが当たることがありましたが
地元の人々から温かく見守られていたというエピソードがあります。
また、負けず嫌いで、野球の練習が終わった後でも1人でグラウンドに残り
納得するまで素振りを繰り返していたこともありました。
中学2年生のときには九州選抜に選ばれ、台湾遠征なども経験しています。
九州学院高等学校
高校時代には、打球があまりにも飛ぶため
九州学院に通称「ムネット」が設置されたという逸話があります。
また、個人成績よりもチームの勝利を大切にしていた選手であった。
高校通算52本のホームランを記録しました。
高校時代の監督が村上宗隆を一目でプロ行を確信したとも言われています。

村上宗隆選手のエピソードは
彼の野球に対する情熱と努力を物語っています。
村上宗隆の家族
村上宗隆選手の活躍の背景には、スポーツに精通した家族の支えがあります。
- 父親:村上 公弥(きみや)さん
- 元高校球児で、右肩の怪我により野球を断念。
- 地元建設会社に10年勤務後、不動産会社に転職。
- 2007年に熊本市中央区で「ムラカミ不動産」を設立。
- 現在は「熊本東リトルシニア」の副会長も務めています。
- 母親:村上 文代(ふみよ)さん
- バレーボール経験者で、書道の先生でもあります。
- 村上選手も幼少期から書道を学び、高校3年生の時には読売学生書展で入賞。
- 料理上手で、特に手作りの餃子は村上選手のお気に入りです。
- 兄:村上 友幸(ともゆき)さん
- 1997年生まれの3歳年上。
- 東海大熊本星翔高校から東海大学へ進学。
- 社会人野球チーム「テイ・エステック」でプレーし、2022年に引退を表明。
- 弟:村上 慶太(けいた)さん
- 2004年生まれの4歳年下。
- 九州学院高校で4番・一塁手として活躍し、2022年に甲子園ベスト8入り。
- 現在は日本大学法学部政治経済学科に進学し、野球部でプレーしています。
- 「これから自分のプレーで『村上慶太の兄』と呼ばせるように頑張ります」と語っています。
家族エピソード
- 実家の庭での素振り
- 村上選手は小学生の頃、実家の広い庭で長さ約2mの物干し竿を使って素振りをしていた。
- 庭にはブランコやすべり台もあり、広々とした環境で練習に励んでいたそうです。
- 両親への感謝
- オフの際には父親と晩酌をすることもあり、その際に
「兄弟3人とも高校は私学で野球をやらせてもらって感謝している。
好きな野球を不自由なくさせてもらったことは
今になってすごくありがたいことだと思っている」
と感謝の言葉を述べたそうです。
- オフの際には父親と晩酌をすることもあり、その際に
- 誕生日のホームランボール
- 村上選手は、2019年に父親、2021年には母親の誕生日にホームランを打ち
それぞれにそのボールをプレゼントしました。 - これは「村神様」ならではの特別な贈り物として話題になりました。
- 村上選手は、2019年に父親、2021年には母親の誕生日にホームランを打ち
村上宗隆の筋トレ・トレーニング方法②
高校時代(九州学院高等学校)から、オフの日にゴールドジムで
ウエイトトレーニングを行っていました。当時の記録では、ベンチプレス110kg、デッドリフト200kgを達成しており
学生時代から高い筋力を有していました。オフシーズンには、毎日ゴールドジムでのトレーニング後にグラウンドで練習するルーティンを
継続しています。下半身強化のため、スクワットやデッドリフトなどのエクササイズを取り入れた
サーキットトレーニングを積極的に行っています。
バッティングに必要な筋トレ(下半身)


下半身(パワー・安定)
野球のバッティングに必要な筋トレは
パワー(飛距離)、バットスピード(スイングの速さ)
体幹の安定(正確なスイング軌道)、そしてケガ予防(持久力・柔軟性)を高めるために重要。
バーベルスクワット

1. 足を肩幅程度に開く
2. バーベルを背中に担ぎ、手のひらを前にした状態で持つ
3. 膝がつま先より前に出ないように、ゆっくりと膝を曲げる
4. 膝が90度ほどになったらゆっくりと膝を伸ばす
※下半身の安定感と爆発力を養う。
※大腿四頭筋(太もも)ハムストリングス(裏もも) 大臀筋(お尻)に効果的。
※重量器具を使用する場合は怪我のリスクを考えること、初心者は体重の20%〜40%の重量が扱う目安。
フロントランジ

- 足を肩幅に開いて立ち、両手を腰に置きます。
- 片足を大きく前に踏み込み、膝を曲げて腰を落とします。
- 前足の膝がつま先より前に出ないように注意し、後ろ足の膝は床と平行になるようにします。
- 前足の筋肉を使って、元の姿勢に戻ります。
- 左右の足を交互に行います。
※体重移動とスイングのステップ動作を強化。
サイドランジ

- 直立し、背筋を伸ばす。
- 片足を大きく横に踏み出し、踏み出した側の膝が90度になるまで
お尻を後ろに引いて股関節を曲げる。 - 元の姿勢に戻る。
- 左右交互に繰り返す。
※片脚で支える力を養う。
スプリットジャンプ

- 手は腰に添え、足を前後に開き後ろ足の膝が地面に近づくよう下ろします。
- そこからジャンプしつつ左右の足を入れ替えます。
- 上半身が前後左右に倒れないようまっすぐ保つよう意識する。
- 左右それぞれ10回3セットから。
※空中で体がブレないように意識すること。
※体重移動とスイングのステップ動作を強化。
ヒップスラスト

- 仰向けに寝ます。膝を90度に曲げて立て、両腕は体の横で床につき支えます。
- 肩・腰・膝が一直線になるように、床からお尻を持ち上げていきます。
- 肩から膝までが一直線になったら、しっかりお尻を締めるように意識したまま、姿勢をキープします。
※股関節の爆発的な動きをサポート
バッティングに必要な筋トレ(体幹)


体幹(コア)
野球のバッティングに必要な筋トレは
パワー(飛距離)、バットスピード(スイングの速さ)
体幹の安定(正確なスイング軌道)、そしてケガ予防(持久力・柔軟性)を高めるために重要。
プランク

- 前腕部と肘を床につけ、うつ伏せになります。前腕部は平行にし、手は軽く握ります。
足は腰幅程度に開き、床につけましょう。 - 膝をまっすぐ伸ばしたまま腰を浮かせます。前腕部とつま先で体を支えます。
- 体を一直線にし、姿勢をキープします。
※体幹を固める力を鍛え、スイング中のブレ防止。
※スイング時の体幹安定性を高める。
デッドバグ

- 仰向けに寝て、腕を肩の高さで伸ばし、両足を90度に曲げます。
- 腰を床に付けたまま、片方の腕と反対側の足をゆっくりと床に近づけます。
- 腕と足は床につかないように、ゆっくりと元の状態に戻します。
- 反対側も同様に行います。
※腹筋群と腰の安定性を高める。
メディシンボールツイスト

- 床に座り、胸の前でメディシンボールを持つ
- 膝を90度に曲げ、上体をやや後傾させる
- 腹筋に力を入れた体勢のまま上体をリズムよくひねる
※腕だけでなく上体をしっかりひねる。
※瞬発力アップにも効果が期待できる。
※回旋運動を強化し、スイングのパワーを増加。
メディシンボール・ローテーションスロー

- 両足を肩幅くらいに広げ、メディシンボールを持ちます。
- ボールを投げる方とは逆方向に持ち上げる。
- ボールの重さと体重を使ってボールを横に押し出す。
※リズムよく行い、振り子の動きをコンパクトに行います。
※「回旋力」を爆発的に高める。
※柔軟性を高める。

メディシンボールとは、重量のある丸いボール状のトレーニング器具。
筋力や体幹、柔軟性の向上などに使用される。
重量は1kg〜10kg程度とさまざまな種類がある。
バッティングに必要な筋トレ(上半身)


上半身(バットスピード・パワー)
野球のバッティングに必要な筋トレは
パワー(飛距離)、バットスピード(スイングの速さ)
体幹の安定(正確なスイング軌道)、そしてケガ予防(持久力・柔軟性)を高めるために重要。
ベンチプレス

- フラット(平らな)ベンチに仰向けになる
- 仰向けに寝転がったら、背中がアーチになるように少し反るようにする ※肩甲骨を寄せる意識
- バーベルを持つ位置は下ろした時にひじが90度で床と平行になる位置
- バーベルをラックから持ち上げてセットする
- ゆっくりとバーベルを胸に下ろしていく
- 胸まで下ろしたら、バーベルを持ち上げる
※上半身の押す力を強化。
プルアップ(懸垂)

- 肩幅より少し広めに両手を開いてバーを握る
- 身体をゆっくりと持ち上げる
- アゴがバーの上にきたら胸を反らした姿勢をキープする
- 身体をゆっくりとおろす
※背中と腕の引く力を鍛える。
メディシンボールフロントスロー

- メディシンボールを両手に持ち、胸付近に固定。
- 肩幅に足を広げ、軽く膝を曲げる。
- 両手、股関節、膝、足首の関節を一気に伸展させ、ボールを前方へ押し飛ばす。
※上半身の瞬発力強化。
バッティングに必要な筋トレ(可動域・モビリティ)
モビリティドリルとは、特定の関節や体の部分の可動域を広げ
動きやすくするためのトレーニングのことです。
ウォーミングアップや、怪我の予防、パフォーマンス向上を目的として行われます。
モビリティドリルの例としては、股関節の円を描く動作
肩関節の円を描く動作、脊柱の回旋などがあります。
「mobility」=「可動性」
歩行や走行、しゃがみ込み、ジャンプなど日常生活からスポーツ動作までヒトが活動するすべてを指します。

「mobility」=「可動性」
歩行や走行、しゃがみ込み、ジャンプなど
日常生活からスポーツ動作まで
ヒトが活動するすべてを指します。
※バッティングには筋肉だけでなく「しなやかさ」も絶対条件。
ストレッチ・モビリティドリル(胸椎旋回)

- 床に手と膝をついて四つん這いの姿勢をとります。
- 前腕を床につき、左手を腰の後ろに回します。
- 左肘をできるだけ天井に向けて左側に回します。
- 再び元の姿勢に戻ります。
- この動作を繰り返します。
- 左右各10回×1-3セット。
正しい姿勢を保つことが重要。
回旋するときは、肘と同時に、頭も肩の向きに従ってゆっくりと回転させる。
呼吸を整え、筋肉を意識しながら背骨の回旋をゆっくり行う。
※怪我をしにくい身体作り。
※胸椎の柔軟性を向上させ、肩の痛みの軽減、腰痛の軽減、脊椎の曲線の改善。
アスリートの体を作る食トレ

アスリートは当然トレーニングを頑張ることが必要です。
それと同じくらい「栄養摂取」が重要な意味を持ちます。
ヒトの身体はヒトが食べたものでできています。
主に高いスピードやパワー発揮が必要な陸上競技選手が、パフォーマンスを高める上で必ず押さえておきたい栄養摂取のポイントを紹介していきます。
炭水化物
三大栄養素の一つである「炭水化物」は、大きく分けて「糖質」と「食物繊維」に分けられます。
糖質は激しい運動を行う上で必須のエネルギー源。
糖質は、体内で「グリコーゲン」という物質に変化し、筋肉や肝臓に蓄えられるる。
ヒトの身体では、おおよそ筋肉に1500kcal分、肝臓に500kcal分のグリコーゲンを貯蔵することができるようになっていると研究結果があります(もちろん個体差有り)トレーニングされたアスリートは、このグリコーゲンの貯蔵量が一般人よりも多いと言われています。
また、このグリコーゲンは体内に大容量を貯蔵できない、しかも貯蔵量が減るだけで筋力やパワー、持久性が落ちてしまいます。
なので、試合で高いパフォーマンスを発揮するためにも、より良いトレーニングを行いトレーニング効果を高めるためにも、グリコーゲンの貯蔵量を増やし、維持することが必要。
そのためには糖質の摂取が重要になってきます。
グリコーゲンを不足させない!運動量に見合った糖質摂取が重要!
スプリントトレーニングを行う選手は、体重1㎏あたり最低6g以上の確保は必須。
体重60㎏の人であれば、糖質だけで1500kcal前後の摂取が好ましい。
ごはん100g(小盛り1杯)156kcal、糖質35.6gです。
ごはん150g(中盛り1杯)234kcal、糖質53.4g。
ごはん250g(大盛り1杯)390kcal、糖質89.0gです。 ※(小盛り、中盛り、大盛りの量は目安の量)
ごはん1合は、生のお米で150gで、炊くと約330gになります。この場合のカロリーは515kcal、糖質117.5gです。
※ スプリントトレーニングとは、短時間に全速力で走ることで、筋肉の反応速度や力強さを鍛えるトレーニングです。
陸上競技の短距離種目や、サッカー、野球などのスポーツで効果的に行われます。
タンパク質
タンパク質は筋肉だけでなく、腱や骨、血液などの身体のほぼ全ての組織を作る材料と言っても過言ではありません。 身体を強くし、身体能力の性能を高める上でタンパク質は欠かせない栄養素です。
このタンパク質は、1日体重1kgあたり2g以上は摂るようにしましょう。
運動パフォーマンスを効果的に高めるだけではなく、怪我を防いだり、トレーニングからのリカバリーを促すことにもつながります。
トレーニング後はタンパク質の合成が高まりやすくなっており、プロテインを摂取することで、より筋肉をつきやすくでき、相乗効果を狙えます。 (※諸説有り)
しかし、最も重要なのは1日全体のタンパク質の総摂取量です。
いくらトレーニング直後にプロテインを飲んでいるからといって、全体量が疎かになっていると、肉体能力の向上は見込めません。
※赤身の牛肉100gにおおよそ20gのタンパク質が含まれていると言われています
詳しくはこちらから アミノ酸の種類と働き。 最も必要な栄養素プロテイン。
脂質
脂質は余分な脂肪の増加につながるので、出来るだけ摂取しないようにした方が良いという考えが多いです。
しかし、脂質の摂取を減らしすぎるとパフォーマンス低下に繋がってしまうこともあります。
脂質は、筋肉の増加に関わる「テストステロン」というホルモンの分泌量に関わっています。
このホルモンのレベルを維持するためにも、ある程度の脂質の摂取は必須。
総摂取カロリーの20%は脂質を摂取することが望ましいと言われています。
体重1kgあたり1gが好ましいです、体重60kgの人で60gです。
※肉類、魚介類、卵類、乳製品、油、ナッツ類、穀類、これらに多く脂質が含まれている。
鯖の切り身100gあたりのカロリーは211kcaです。
たんぱく質は20.6g、脂質は16.8g、炭水化物は0.3g含まれています。
ただ、脂質は1gあたり9kcalのエネルギーを持ち、摂りすぎると体脂肪の増加に繋がります。
普段の摂取量をきちんと把握しコントロールするのが重要です。
村上宗隆の食事哲学
パワーを支える十分な食事量
村上選手は、自身のパワーを維持・向上させるために
食事量を意識的に増やしています。
本人は「自分では普通の量だと思っていますが
『そんなに食べるの?』といわれることもあります」と語っており
外国人選手に負けないパワーをつけるために、食べることを大切にしています。栄養バランスの重視
食事内容については、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなど
栄養バランスを考慮して摂取しています。
特に、試合前にはエネルギー源となる炭水化物を中心に
他の選手の2倍の量を取ることもあるそうです。好きな食べ物を取り入れる
村上選手の好きな食べ物はラーメンと餃子であり
特に熊本ラーメンの名店「大黒ラーメン」をよく食べているとのことです。
好きな食べ物を取り入れることで、食事を楽しみながら栄養を摂取しています。体調管理のための飲料選び
村上選手は、睡眠の質向上やストレス軽減のために
「Yakult(ヤクルト)1000」を毎日飲んでいます。
また、脂肪燃焼を促進する効果があるとされるウーロン茶も好んで飲んでいるようです。
アスリートの体を作る睡眠

リラックスし、緊張した筋肉を緩め、ダメージが蓄積した筋肉細胞を癒し
修復し、更に強く超回復させる事
これを繰り返し積み重ねることで健康的でしなやかな筋肉が手に入ります。
筋肉を大きくするには適切な負荷と、必要な栄養、そして質の良い睡眠が不可欠です。
睡眠中に分泌される成長ホルモンや男性ホルモンの一種テストステロンなどの働きで筋肉の修復
形成が行われます。
また、脳の情報整理や記憶の強化が行われ、学習能力が向上します。
そして健康の維持に最適し、うつ病や不安障害のメンタルリスクを軽減する。
しっかりとした睡眠時間の確保と質の良い眠りが筋肉成長、頭脳発達、精神の安定に繋がります。

筋肉はトレーニングの最中に成長し大きくなるのではありませんね(笑)
睡眠不足の悪影響
睡眠不足は筋肉や頭脳、心の育成だけではなく、様々な場面で悪影響を及ぼします。
睡眠リズムが乱れると、睡眠に関係するホルモン(メラトニン)が著しく減少します
眠りが極端に浅くなり、体温調節、ホルモン分泌が乱れ、身体の疲労回復が困難になります。
さらに睡眠中に行われる、溜まった脳の情報整理も滞り、ストレスが増加します
これらは日中の耐え難い倦怠感に繋がります。
睡眠不足は本人だけでなく、周りの人に悪影響を与えることは科学的に証明されています
不機嫌なイライラした人には近寄りたくないと思うのは当たり前のことです
これがビジネスの現場ならチームの連携や協力に支障が出ます、信頼関係の崩壊になりかねません。
質の良い睡眠の正解とは?
不眠大国日本と言われるほど、子供から大人までしっかり眠れていないのが現状です
日本の都会の夜は明る過ぎるとか、寝る前のスマホ、ストレス、食生活、騒音、寝具、環境など
原因を上げればキリがありません。
正しい睡眠時間も、年齢によって変わります、季節によってもかなり左右され
もっと言えばその週、その日でも、疲れ具合によって変化すると思います。
人によってはショートスリーパーなどと呼ばれる人もいるほど
効果的な睡眠時間は人それぞれと言えます。
何が正解かは日々の睡眠の結果を見るしかないと考えます
世の中に溢れる、睡眠に良いとされる情報を探し、検証するのが正解だと感じます。
※睡眠に役立つ情報 より良く生きるための基礎=睡眠
村上宗隆の睡眠哲学
睡眠の「質」へのこだわり
シーズン中は遠征や移動が多く、十分な睡眠時間を確保することが難しいため
村上選手は「質の高い睡眠」を意識しています。
彼は「睡眠はコンディション調整の基本」と述べており
限られた時間でも深い眠りを得ることが重要だと考えています。「Yakult(ヤクルト)1000」の活用
村上選手は、睡眠の質向上を目的として「Yakult1000」を毎日飲んでいます。
この製品は、乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)を含み
一時的な精神的ストレスを緩和し、睡眠の質
(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があるとされています。ストレッチやヨガによるリラックス
試合前には約20分間のストレッチを行い、筋肉をリラックスさせています。
また、ヨガを取り入れることで柔軟性を高め
効率的に力を引き出す体づくりをしています。
これらの取り組みは、睡眠の質向上にも寄与していると考えられます。
怪物スラッガー村上宗隆の筋トレ・トレーニング方法・活躍の秘訣まとめ

村上宗隆選手(東京ヤクルトスワローズ)の活躍の秘訣は
彼の卓越した打撃力や身体能力だけでなく、日頃の努力や自己管理に支えられています。
① 高校時代から鍛えたフィジカル
村上選手は高校時代からウエイトトレーニングに励み
ベンチプレス110kg、デッドリフト200kgといったハイレベルな筋力を身につけてきました。
下半身、体幹、上半身をバランスよく鍛えたことで、強烈な打球を放つパワーを身につけています。
② 技術と分析力の両立
彼はスイングスピードとパワーを両立させつつ
打席では相手投手の特徴や配球をデータで研究し
確実に狙い球を絞り込んでいます。
配球読み、コース対応力を高めることで安定した打率とホームラン数を記録しています。
③ 食事管理と体調管理
「食事量と栄養バランス」を非常に大事にしており
炭水化物、タンパク質、脂質をバランス良く摂取し
試合に向けたエネルギー補給を徹底しています。
また、Yakult1000を毎日飲んで睡眠の質を高め
疲労回復を促進することでコンディションを整えています。
④ 睡眠とリカバリー
移動の多いプロ野球選手だからこそ、「質の高い睡眠」を重視。
深い眠りを得るためにストレッチやヨガも取り入れ
心身のリラックスとリカバリーを図っています。
⑤ メンタル面の強さ
プレッシャーのかかる場面でも、試合前のルーティンや準備で心を落ち着け
どんな状況でも自分のスイングができる強いメンタルを持っています。
筋トレ(フィジカル強化)配球分析(技術面)食事・睡眠管理(コンディション)
メンタルの安定など、その他さまざまな思考と実践、努力の要因があり
思いやりのある家庭環境で育ち、優れた野球環境で良き指導者と出会い
厳しい練習の日々を積み重ねた結果が今の活躍を支えていると感じます。
プロの厳しい世界では、いいとき悪いときは必ずあります。
彼の持ち前の強い生命力とパワーで、更なる飛躍と活躍を心から応援しています。
村上宗隆選手に心からのリスペクトを。
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