オリンピック金メダリスト 平野歩夢の筋トレ・トレーニング方法

アスリート
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平野歩夢は、スノーボード・ハーフパイプの歴史を塗り替えてきた日本を代表するトップアスリートです。

10代で世界の舞台に立ち、オリンピックでは前人未到の領域に挑み続けてきました。

その活躍の裏には、圧倒的な技術力だけでなく、身体づくり、メンタル、家族や環境に支えられた確かな哲学があります。

本記事では、平野歩夢がなぜ世界の頂点に立ち続けられるのか、その強さの理由と魅力を分かりやすく解説していきます。

平野歩夢の筋トレ・トレーニング方法①

Instagramから引用

スノーボード・ハーフパイプ

オリンピック競技の中でも、迫力・スピード・技術力のすべてを兼ね備えた種目が「スノーボード・ハーフパイプ」です。
冬季五輪の人気競技として、世界中の注目を集めています。

ハーフパイプとは、半円形(U字型)のコースを使って行われるスノーボード競技です。
選手は左右の壁を交互に使いながら、ジャンプして空中技(トリック)を繰り出し、その完成度を競います。

画像

  • コース長:約120〜140m
  • 壁の高さ:約6〜7m
  • 制限時間内に複数の技を連続して披露
採点基準のポイント

ハーフパイプは採点競技で、以下の要素を総合的に評価されます。

  • 技の難易度
  • ジャンプの高さ(エアの高さ)
  • 技の完成度・安定感
  • 構成力・流れの美しさ

単に難しい技を出すだけでなく、ミスなく美しくまとめることが高得点への鍵です。

ハーフパイプ最大の魅力

Instagramから引用
① 圧倒的なジャンプの迫力

選手はビルの2階相当の高さまで飛び上がり、空中で高速回転します。
テレビ越しでも伝わる迫力は、他の競技にはない魅力です。

② 技の進化が止まらない

オリンピックごとに新技や高難度トリックが登場し、競技レベルは年々進化しています。
同じ大会でも歴史が動く瞬間を見られるのが魅力です。

③ 個性が際立つ競技

音楽性、スタイル、トリックの組み合わせなど、選手ごとの個性が強く表れるため、推し選手を見つけやすい点も人気の理由です。

④ 注目される理由

スノーボード・ハーフパイプは、若い世代を中心に人気が高く、SNSや動画配信との相性も抜群です。
オリンピックでは「次世代スター」が誕生しやすく、毎回ドラマが生まれます。

平野歩夢

  • 生年月日:1998年11月29日
  • 出身地:新潟県村上市
  • 競技:スノーボード(ハーフパイプ)/スケートボード
  • 身長:165cm
  • 所属:TOKIOインカラミ ほか

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Instagramから引用
Instagramから引用
Instagramから引用
Instagramから引用
主な実績
  • 2014年 ソチ五輪:銀メダル(当時15歳)
  • 2018年 平昌五輪:銀メダル
  • 2022年 北京五輪金メダル(日本人初の快挙)
特徴・強み
  • 世界最高難度クラスの空中技を安定して成功させる高い技術力
  • 大舞台でも動じない精神力
  • スノーボードとスケートボード両方で五輪出場経験を持つ希少なアスリート

平野歩夢の凄さ

スノーボード・ハーフパイプ界で「別格」と評される平野歩夢選手。
その強さは、単なる才能だけでは説明できません。

① 世界最高難度の技を“安定して”成功させる技術力

平野歩夢の最大の強みは、
超高難度トリックを試合本番で安定して決められる点です。

多くの選手が挑戦をためらう大技を、
・高さ
・回転数
・着地の美しさ
すべて高水準でまとめ上げます。

「難しい技を持っている」だけでなく、
**「成功させる確率が異常に高い」**ことが、他選手との決定的な差です。

② スケートボード経験が生む空中感覚

平野歩夢は、スノーボードだけでなくスケートボードでも五輪に出場した数少ない選手です。

この経験により、

  • 空中での身体操作能力
  • 回転中の姿勢制御
  • 着地のバランス感覚

が非常に優れています。

ハーフパイプで求められる立体的な空中感覚を、他競技からも磨いてきた点が強さにつながっています。

③ 大舞台で力を発揮するメンタルの強さ

オリンピック決勝のような極限状態でも、
平野歩夢は自分の滑りを崩しません

  • 失敗後も冷静に修正
  • 勝負どころで最高難度を選択
  • プレッシャーを力に変える精神力

特に北京五輪では、判定への不満を実力でねじ伏せる滑りを見せ、世界中から称賛されました。

④ 常に進化を続ける姿勢

平野歩夢は、金メダル獲得後も満足せず、
新技や構成の改良に挑み続けています。

  • 競技レベルの変化に対応
  • 次世代選手を意識した進化
  • 自ら基準を引き上げる存在

**「追われる立場で進化できる」**ことも、長く世界トップにいられる理由です。

平野歩夢のハーフパイプの技

平野歩夢選手は、スノーボード・ハーフパイプにおいて
「技の難易度」「高さ」「完成度」すべてが世界最高水準と評価されています。

トリプルコーク1440(通称:トリプル1440)
Instagramから引用

平野歩夢を象徴する技がトリプルコーク1440です。

  • 縦回転:3回
  • 横回転:4回(1440度)
  • 高さ・スピード・姿勢制御が極めて重要

この技は、成功させるだけでも難しく、
試合で安定して決められる選手は世界でも限られています。

平野歩夢はこの超高難度トリックを、
・十分なエアの高さ
・美しいフォーム
・完璧な着地
でまとめる点が他選手と一線を画します。

平野歩夢の年収

平野歩夢選手の年収(収入総額)は公式に公開されていませんが、
複数の報道や推定から以下のような見立てがされています。

推定年収の目安
  • 年収:約1億〜3億円規模(推定)
    多くのメディアがこの範囲を目安として取り上げています。
    特に大会のある年やスポンサー契約が更新された年は高くなる傾向があるようです。
スポンサー契約料(最大の収入源)

平野選手は国内外の大手ブランドとスポンサー契約を結んでおり、これが年収の中心です。
主なスポンサーとして、以下の企業・ブランド名が挙げられています。

  • ユニクロ(グローバルアンバサダー契約)
  • NIKE / NIKE SB
  • BURTON
  • Monster Energy
  • Oakley など複数社との契約あり

この契約料が年間数億円規模に達すると推測され、それが高い年収の大きな要因となっています。

賞金・大会報奨金

大会の結果によって入る収入。

  • オリンピック報奨金(例:JOCや日本スノーボード協会)
  • W杯・X Games・その他国際大会の賞金

ただし、スノーボード競技は大会の賞金自体が比較的低めであるため、賞金だけでは年収の大部分にはなりにくいとされています。

CM出演・メディア出演

大きな大会タイトルや五輪金メダル獲得後は、CMやイベント出演のオファーが増える傾向があります。

メディア出演料や1本単位のCM出演料も大きく、数千万円〜億円単位になるケースもあるとみられています。

④ その他の収入
  • グッズ・ライセンス収入
  • イベント出演料
  • ブランドアンバサダーとしての契約ボーナス

といった収入も加わる可能性があります。(規模は明確な公開情報なし)


プロスポーツ選手の収入は、次の要素で変動します。

  • 大会成績の良し悪し
  • スポンサー契約更新のタイミング
  • メディア露出やCM契約増加
  • 新商品・コラボの実績

特に北京オリンピックでの金メダル後には、スポンサー評価や広告価値が大きく上昇したとみられ、収入規模も拡大傾向です。

平野歩夢の学歴

平野歩夢選手は、競技者として世界トップでありながら、学校教育もきちんと修了しています
公表されている学歴は以下の通りです。

小学校・中学校

  • 村上市立村上南小学校 卒業
  • 村上市立村上第一中学校 卒業(中学時代にスノーボードで世界的注目を浴び始めた)

高等学校

  • 開志国際高等学校(アスリートコース) 卒業(2017年)

この高校は、競技活動と学業を両立できる「アスリートコース」があり、平野選手も世界大会や遠征が多い中で卒業しています。

大学

  • 日本大学 スポーツ科学部 卒業(2021年)

平野選手は大学でもスポーツに関連する学びを深め、スポーツ科学を専攻しました。
スノーボードやスケートボードの競技活動と学業を両立させながら、2021年3月に卒業しています。


平野選手は、小学生の頃からスノーボードで注目され、早い段階でプロ契約を結びながらも、学校教育をきちんと修了している点が特徴です。
大学ではスポーツ科学を学んだことで、競技者としての専門的な視点や知識も得ています。

平野歩夢の学生時代のエピソード

平野歩夢の学生時代の友人関係は、派手さよりも信頼を重んじるタイプだったことで知られています。
幼少期から競技中心の生活だったため、常に多くの友人と行動するというより、地元や学校で気心の知れた少人数の仲間と静かに過ごすことが多かったといわれています。

中学・高校時代は海外遠征で学校を空けることも多く、友人たちはその状況を特別扱いせず、自然体で接していたそうです。
帰国後も「大会どうだった?」と普通に声をかけられる環境が、平野にとって大きな精神的支えになっていました。
また、同じく競技に打ち込む仲間とは互いに刺激し合い、結果より努力の姿勢を尊重する関係を築いていたことも特徴です。

こうした友人関係があったからこそ、平野歩夢は若くして世界の舞台に立ちながらも驕ることなく、地に足のついた姿勢を保ち続けることができたといえます。

Instagramから引用

平野歩夢の家族

平野歩夢の家族は、彼の競技人生を語るうえで欠かせない存在です。
家族全員がスノーボードに深く関わり、幼い頃から歩夢を支えてきました。

平野歩夢は三人兄弟の次男で、兄の影響を受けてスノーボードを始めています。
兄は歩夢にとって最初の目標であり、身近なライバルでもありました。
また、弟の**平野海祝(かいしゅう)**もプロスノーボーダーとして活躍しており、兄弟そろって世界を舞台に戦っています。

両親は、結果を強く求めるのではなく、**「本人が納得できる滑りをすること」**を大切にする方針で見守ってきたといわれています。
遠征や練習が続く厳しい環境の中でも、常に生活面と精神面を支え続けた家族の存在が、平野歩夢の安定したメンタルと継続的な成長につながりました。

このように平野歩夢は、競技に理解のある家族と、切磋琢磨できる兄弟環境に恵まれたことで、世界の頂点に立つアスリートへと成長したのです。

平野歩夢の筋トレ・トレーニング方法②

スノーボード種目ハーフパイプに必要な筋トレ(上半身)

懸垂(チンニング)

鍛える部位:広背筋・腕
腕や背中は、空中での姿勢バランスの微調整に重要です。
自重で行えるため実践向きです。

  1. 肩幅より少し広めに両手を開いてバーを握る
  2. 身体をゆっくりと持ち上げる
  3. アゴがバーの上にきたら胸を反らした姿勢をキープする
  4. 身体をゆっくりとおろす
    ※逆手と順手を交互に行うとより効果的。

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プッシュアップ(腕立て伏せ)

鍛える部位:胸・肩・腕
ジャンプ時の全身連動や転倒時の耐久力向上に役立ちます。

  1. 体幹をまっすぐにし、腹筋を意識する
  2. 肘を曲げて胸を床につけ、体を持ち上げる
  3. 肩幅の真下に手を置く
  4. 肘関節を曲げて体を地面に付かない程度まで下げる

※姿勢を意識することで体幹も同時に鍛えれる王道種目。

ミリタリープレス

鍛える部位:三角筋
腕の位置は回転軸やバランスに大きく影響します。
肩周りを強化することで、安定したトリックにつながります。

バーベル(ダンベル)を両手で持つ。
※持ち手の幅は肩幅程度 バーベルが肩の高さになるように持つ
2.肩の高さからバーベルをゆっくり上にあげる。
※上半身が反らないようにする 猫背にないようにする
3.肘が伸ばきる直前でゆっくり下ろす。

スノーボード種目ハーフパイプに必要な筋トレ(体幹)

プランク

鍛える部位:腹横筋・体幹全体
空中で姿勢が崩れない選手ほど体幹が強いです。
基礎中の基礎として必ず取り入れたい種目です。

  1. 前腕部と肘を床につけ、うつ伏せになります。前腕部は平行にし、手は軽く握ります。
    足は腰幅程度に開き、床につけましょう。
  2. 膝をまっすぐ伸ばしたまま腰を浮かせます。前腕部とつま先で体を支えます。
  3. 体を一直線にし、姿勢をキープします。

「腹直筋」の強化。
腹筋には主な筋肉が4つあります。
腹部正面にあるのが「腹直筋」です。主に体幹部を屈曲させるときに力を発揮します。
その他にも体幹部を捻る「外腹斜筋」「内腹斜筋」や
コルセットのように腹部を固定する「腹横筋」などがあります。

メディシンボールツイスト

鍛える部位:腹斜筋
ハーフパイプの回転系トリックに直結します。
体をひねる力を高め、スムーズな回転を可能にします。

  1. 床に座り、胸の前でメディシンボールを持つ
  2. 膝を90度に曲げ、上体をやや後傾させる
  3. 腹筋に力を入れた体勢のまま上体をリズムよくひねる
    ※腕だけでなく上体をしっかりひねる。
    ※瞬発力アップにも効果が期待できる。

※身体の軸をぶらさず、プレーの安定感を向上させます。

メディシンボールとは、重量のある丸いボール状のトレーニング器具。
筋力や体幹、柔軟性の向上などに使用される。
重量は1kg〜10kg程度とさまざまな種類がある。

デッドバグ

鍛える部位:深層体幹
動きながら体幹を安定させるトレーニングで、
空中での細かな姿勢修正能力を高めます。

  1. 仰向けに寝て、腕を肩の高さで伸ばし、両足を90度に曲げます。
  2. 腰を床に付けたまま、片方の腕と反対側の足をゆっくりと床に近づけます。
  3. 腕と足は床につかないように、ゆっくりと元の状態に戻します。
  4. 反対側も同様に行います。

スノーボード種目ハーフパイプに必要な筋トレ(下半身)

スクワット

鍛える部位:大腿四頭筋・臀筋・ハムストリングス
ハーフパイプの踏み切り・着地の衝撃吸収に直結する基本種目です。
フォームを崩さず深くしゃがむことで、実戦的な脚力が身につきます。

足を肩幅よりも少し広めにし、つま先を30°程度外側へ向けて立ちます。両手は前で組む。
2.胸を張った姿勢のまま、股関節と膝を曲げて体を下げていきます。
 お尻を後ろに突き出すように意識します。
3.太ももが床と平行の位置まで体を下げたら、股関節と膝を伸ばして元の姿勢に戻ります。
4.この動作を繰り返します。

※「大腿四頭筋だいたいよんとうきん」の強化。
太ももの前の筋肉、膝を伸ばしたり股関節を曲げたりする働きがあります。
大腿四頭筋には大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋が含まれる。

ブルガリアンスクワット

鍛える部位:片脚の臀筋・太もも
左右の壁を交互に使う競技特性上、片脚の安定性が重要です。
バランス能力と筋力を同時に強化できます。

  1. 椅子やベンチの60~90cmほど前に背を向けて立ち、片足を乗せる。
  2. 胸の辺りで手を組み、胸を張って背筋を伸ばす。
  3. お尻を後ろに引くイメージで、膝が90度になるまでゆっくりと腰を下ろす。
  4. ゆっくりと腰を上げて元の体勢に戻る
  5. 反対の足でも同様に行う
    ※膝がつま先よりも前に出ないようにする
    ※ぐらつかないよう
ジャンプスクワット

鍛える部位:瞬発力系の下半身筋群
ジャンプの高さを出すために不可欠な爆発的パワーを養います。
回数は少なめ、質重視で行うのがポイントです。

足を肩幅に開き、つま先を少し外側に向け、軽く膝を曲げたスクワットの姿勢をとります。
2. 足の裏全体で地面を蹴り、膝を伸ばしきると同時に、胸を張ってジャンプします。
3. ジャンプから戻る際は、膝を軽く曲げた状態(90度程度)で着地し、スクワットの姿勢に戻る。
4. 着地したら、すぐに次のジャンプに移り、この動作を繰り返します。

※着地時に膝を深く曲げすぎると、膝関節に負担がかかるため
 90度程度を目安に曲げすぎないように注意しましょう。
※ジャンプ力と瞬発力を高める。

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平野歩夢の筋トレ哲学

Instagramから引用

平野歩夢が筋トレで重要視しているのは、筋肉を大きくすることではなく、競技動作に直結する「使える筋力」を身につけることです。

ハーフパイプではジャンプ、回転、空中姿勢、着地までを一連の流れで行うため、単体の筋力よりも全身の連動性とバランスが重視されます。

特に意識しているのが、下半身と体幹の強化です。

踏み切りの爆発力や着地の安定性は下半身が土台となり、空中で姿勢を崩さないためには強い体幹が欠かせません。
また、体幹トレーニングでは表面の筋肉だけでなく、インナーマッスルを鍛えることを重視し、空中での微妙な姿勢調整につなげています。

さらに平野歩夢は、筋トレを「滑りの質を高めるための準備」と捉えており、柔軟性や可動域の確保、ケガ予防もトレーニングの一部と考えています。

重いウエイトで追い込むよりも、自分の身体を正確にコントロールできる状態を作ることが、世界トップレベルの滑りを支える考え方といえるでしょう。

アスリートの体を作る食トレ

アスリートは当然トレーニングを頑張ることが必要です。
それと同じくらい「栄養摂取」が重要な意味を持ちます。
ヒトの身体はヒトが食べたものでできています。
主に高いスピードやパワー発揮が必要な一流のアスリートがパフォーマンスを高める上で必ず押さえておきたい三大栄養素のポイントを紹介していきます。

炭水化物

三大栄養素の一つである「炭水化物」は大きく分けて「糖質」「食物繊維」に分けられます。
糖質は激しい運動を行う上で必須のエネルギー源。
糖質は、体内で「グリコーゲン」という物質に変化し筋肉や肝臓に蓄えられる。

ヒトの身体では、おおよそ筋肉に1500kcal分、肝臓に500kcal分のグリコーゲンを貯蔵することができるようになっていると研究結果があります。(もちろん個体差有り)
トレーニングされたアスリートはこのグリコーゲンの貯蔵量が一般人よりも多いと言われています。

また、このグリコーゲンは体内に大容量を貯蔵できない、しかも貯蔵量が減るだけで筋力やパワー、持久性が落ちてしまいます。
なので、試合で高いパフォーマンスを発揮するためにも、より良いトレーニングを行いトレーニング効果を高めるためにも、グリコーゲンの貯蔵量を増やし、維持することが必要
そのためには糖質の摂取が重要になってきます。

グリコーゲンを不足させない!運動量に見合った糖質摂取が重要!

スプリントトレーニングを行う選手は、体重1㎏あたり最低6g以上の確保は必須。
体重60㎏の人であれば、糖質だけで1500kcal前後の摂取が好ましい。

ごはん100g(小盛り1杯)156kcal、糖質35.6gです。
ごはん150g(中盛り1杯)234kcal、糖質53.4g。
ごはん250g(大盛り1杯)390kcal、糖質89.0gです。 

※(小盛り、中盛り、大盛りの量は目安の量)
ごはん1合は、生のお米で150gで、炊くと約330gになります。

この場合のカロリーは515kcal、糖質117.5gです。

朝、昼、夜で1合ずつごはんを食べれば1500kcal以上の摂取になる。
食の細い人には信じれないごはん粒の量ですね笑
アスリートの食生活がどれほど大変で重要か痛感します。

※ スプリントトレーニングとは、短時間に全速力で走ることで
筋肉の反応速度や力強さを鍛えるトレーニングです。
陸上競技の短距離種目や、サッカー、野球などのスポーツで効果的に行われます

タンパク質

タンパク質は筋肉だけでなく、腱や骨、髪や爪、血液などの身体のほぼ全ての組織を作る材料と言っても過言ではありません。
身体を強くし、身体能力の性能を高める上でタンパク質は欠かせない栄養素です。
そのタンパク質は、1日体重1kgあたり2g以上は摂るようにしましょう。
運動パフォーマンスを効果的に高めるだけではなく、怪我を防いだり、トレーニングからのリカバリーを促すことにもつながります。

トレーニング後はタンパク質の合成が高まりやすくなっており、プロテインを摂取することで、より筋肉をつきやすくでき、相乗効果を狙えます。
しかし、最も重要なのは1日全体のタンパク質の総摂取量です。
いくらトレーニング直後にプロテインを飲んでいるからといって全体量が疎かになっていると、肉体能力の向上は見込めません。

※赤身の牛肉100gにおおよそ20gのタンパク質が含まれていると言われています。
  詳しくはこちらから

 アミノ酸の種類と働き。 最も必要な栄養素プロテイン。

脂質

脂質は余分な脂肪の増加につながるので、出来るだけ摂取しないようにした方が良いという考えが多いです。
しかし、脂質の摂取を減らしすぎるとパフォーマンス低下に繋がってしまうこともあります。
脂質は、筋肉の増加に関わる「テストステロン」というホルモンの分泌量に関わっています。
このホルモンのレベルを維持するためにも、ある程度の脂質の摂取は必須。
総摂取カロリーの20%は脂質を摂取することが望ましいと言われています。
体重1kgあたり1gが好ましいです、体重60kgの人で60gです。

肉類、魚介類、卵類、乳製品、油、ナッツ類、穀類これらに多く脂質が含まれています。
鯖の切り身100gあたりのカロリーは211kcaです。
たんぱく質は20.6g、脂質は16.8g、炭水化物は0.3g含まれています。

ただ、脂質は1gあたり9kcalのエネルギーを持ち、摂りすぎると体脂肪の増加に繋がります。
普段の摂取量をきちんと把握しコントロールするのが重要です。

平野歩夢の食事哲学

平野歩夢が食事で重要視しているのは、**競技パフォーマンスを最大限に引き出すための「身体づくり」と「回復」**です。

単に量を食べるのではなく、トレーニングや大会スケジュールに合わせて、必要な栄養を必要なタイミングで摂ることを意識しています。

特に重視しているのが、筋肉の回復とコンディション維持です。
高難度トリックを繰り返すハーフパイプでは身体への負担が大きいため、たんぱく質を中心に、炭水化物・脂質・ビタミン類をバランスよく摂取し、疲労を翌日に残さないことを大切にしています。

また、食事は「特別なことをする」のではなく、毎日継続できるシンプルで安定した内容を重視している点も特徴です。
海外遠征が多い中でも、体調を崩さず安定したパフォーマンスを発揮できるのは、日頃から食事をコンディショニングの一部として捉えている姿勢があるからだといえるでしょう。

アスリートの体を作る睡眠

睡眠の重要性を示したイラスト

リラックスし、緊張した筋肉を緩め、ダメージが蓄積した筋肉細胞を癒し修復し、更に強く超回復させる事。
これを繰り返し積み重ねることで健康的でしなやかな筋肉が手に入ります。
筋肉を大きくするには適切な負荷と、必要な栄養、そして質の良い睡眠が不可欠です。

睡眠中に分泌される成長ホルモンや男性ホルモンの一種テストステロンなどの働きで筋肉の修復形成が行われます。
また、脳の情報整理や記憶の強化が行われ、学習能力が向上します。
そして健康の維持に最適し、うつ病や不安障害のメンタルリスクを軽減する。
しっかりとした睡眠時間の確保と質の良い眠りが筋肉成長、頭脳発達、精神の安定に繋がります。

筋肉はトレーニングの最中に成長し大きくなるのではありませんね(笑)

睡眠不足の悪影響

睡眠不足は筋肉や頭脳、心の育成だけではなく、様々な場面で悪影響を及ぼします。
睡眠リズムが乱れると、睡眠に関係するホルモン(メラトニン)が著しく減少します。
眠りが極端に浅くなり、体温調節、ホルモン分泌が乱れ、身体の疲労回復が困難になります。
さらに睡眠中に行われる、溜まった脳の情報整理も滞り、ストレスが増加しますこれらは日中の耐え難い倦怠感に繋がります。

睡眠不足は本人だけでなく、周りの人に悪影響を与えることは科学的に証明されています。
不機嫌なイライラした人には近寄りたくないと思うのは当たり前のことです。
これがビジネスの現場ならチームの連携や協力に支障が出ます
信頼関係の崩壊になりかねません。

質の良い睡眠の正解とは?

不眠大国日本と言われるほど、子供から大人までしっかり眠れていないのが現状です。
日本の都会の夜は明る過ぎるとか、寝る前のスマホ、ストレス、食生活、騒音、寝具、環境など、原因を上げればキリがありません。
正しい睡眠時間も、年齢によって変わります、季節によってもかなり左右され、もっと言えばその週、その日でも、疲れ具合によって変化すると思います。
人によってはショートスリーパーなどと呼ばれる人もいるほど、効果的な睡眠時間は人それぞれと言えます。

何が正解かは日々の睡眠の結果を見るしかないと考えます。
世の中に溢れる、睡眠に良いとされる情報を探し、検証するのが正解だと感じます。

※睡眠に役立つ情報
 より良く生きるための基礎=睡眠

平野歩夢の睡眠哲学

平野歩夢が睡眠で重要視しているのは、**疲労回復とコンディションを安定させるための「質の高い睡眠」**です。

ハーフパイプは身体への負荷が非常に大きく、筋肉や神経の回復が不十分だとパフォーマンスに直結して影響します。
そのため、睡眠はトレーニングと同じくらい重要な要素と考えられています。

特に意識しているのが、睡眠時間の確保とリズムの安定です。
大会や海外遠征で生活リズムが崩れやすい中でも、できる限り就寝・起床のタイミングを整え、深い睡眠を取れる状態を作ることを重視しています。
これにより、集中力や判断力を高いレベルで維持できます。

また、睡眠は単なる休息ではなく、技の精度やメンタルの安定を支える土台でもあります。
大舞台で冷静に最高難度の技を選択できるのは、日頃から睡眠を含めたコンディショニングを徹底しているからこそだといえるでしょう。

平野歩夢の筋トレ・トレーニング方法・活躍の秘訣

Instagramから引用

平野歩夢の活躍の秘訣は、才能・努力・環境を高い次元で融合させてきた点にあります。

単に技術が高いだけでなく、長年にわたり世界トップで戦い続けられる理由が、日々の積み重ねの中にあります。

まず大きな要因は、競技に直結する技術力と身体づくりです。

平野歩夢は筋力や体格の大きさよりも、ジャンプ力・体幹の安定・空中でのコントロールといった「使える身体」を重視してきました。

筋トレ・食事・睡眠を一体で考え、常に最高のコンディションを保つ意識が、安定した成績につながっています。

次に、強靭なメンタルとブレない価値観も欠かせません。

学生時代から「結果よりも自分が納得できる滑り」を大切にし、判定や周囲の評価に左右されず、自分の基準で挑戦し続けてきました。

プレッシャーのかかるオリンピックの舞台でも冷静に最高難度へ挑めるのは、この姿勢があるからです。

さらに、家族や環境の支えも活躍の大きな土台です。

競技に理解のある家族、兄弟との切磋琢磨、早い段階からの世界経験が、精神的な成熟を早めました。

そして金メダル獲得後も満足せず、進化を続ける向上心が、平野歩夢を「一時的なスター」ではなく「時代を代表する王者」にしています。

これらすべてが重なり合い、平野歩夢は今もなお世界の最前線で活躍し続けているのです。

平野歩夢選手に心からリスペクトを。
更なる活躍を願っています。

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